ポスト団塊ジュニアゲイのライフコースモデル「の先」を考える上でのキーワード
・通信テクノロジーの個人化、簡便化、初期投資の低コスト化
巨大通信網と匿名巨大掲示板と、blogとmixiと携帯メール。
なんだかんだいって、パソ通とかネットとか、
出会い系画像掲示板とかmixi的通信テクノロジーの進歩が
ゲイコミュニティを色々攪乱したのは無視できないし
これからも攪乱するだろうと予測。
細かくより具体的に言うと、
(携帯電話の)出会い系サイトだといきなり1対1で知り合うとか
2chの「逆さペットボトル系オフ会」の独特の感覚だとか、
ゲイバーのマスター*1がいない状態とか*2。
数十人〜100人程度のなんとなく「顔だけ知ってた」系ゲイコミュニティが
いまいち空洞化してきている気がするところだとか?。
次に新しいアイテムが出てくるとしたら、ゲイダーやハンカチコードならぬ
「無線(アクティブ)ゲイタグ」の登場か?
・ゲイであることの軽さと、適度な重さ。「ロングテール現象」。
「ロングテール現象」については、
梅田望夫さんの『シリコンバレーからの手紙』
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u103.html
を参照のこと。
・薄い・しかし必要不可欠な通底基音の一要素としての性的欲望。
(この辺り、オタクにとってのセックス論とも関わるかも…。)
・ノンケ側の「ホモセクシャルイメージ」消費への欲望。
あれだけ「ハードゲイ フー」がノンケ受けするとは思わなかったし、
マシューとかKABAちゃんとか三輪様とかマツケンサンバみたく
日本の芸能界ではゲイ能(濃い系)の「ホモセクシャルイメージ」が
ポジションを得てしまった。
・「海外」流入・「海外」流出(進出)・文化侵襲。「抱き合わせ」販売。
画像サイトとか、簡易翻訳ソフトとか、無修正画像チャットとか、
北米・欧州マーケットの市場規模(日本より随分大きい)とか、
2次元知財・ソフト立国を目指す日本の立ち位置とか。
この辺りはアートと絡めて、自分の専門でいけるな。