どうしようもない、「好き」のすれ違いの問題…。

 『サフィズムの舷窓 ~an epic~』
隠しシナリオを含めて全て終了しました。
まあ、終了というと聞こえはいいですが
さすがに全隠しデータ出すほどの気力はなくて
セーブデータいじりなどズルは色々しましたが、
とりあえずシナリオ100%は体験できました。
 
 鼎さんの恋は結局最後まで実らないことが
どうしようもなく可哀想で*1…。
 ゲイが「ノンケの友人」に恋した場合の、
あの苦しいけど対処の使用がない感覚を
書いているようで、どすーんと胸にきました。
 

 このゲームのおそらく"ノンケ*2から"のレビューである
http://www.geocities.jp/judge13th/o18/an_epic.html
エロゲーは誰れのために』「サフィズムの舷窓〜an epic〜」
で、


杏里が「年下しか愛せないこと」は、「異性しか愛せないこと」のメタファー
という鋭い分析を行っています。
(「レズは本来異常であるはずだ」とか云々の書き方は
かなりムカツクにせよ、このムカツク言葉は、
このゲームの分析としては"ノンケレベルとしては"
かなりいい線いっていると思います。)
 

*1:ネタバレですが、鼎さんが好きになる人も出てきますが、その人の恋もまたうまく実りません。

*2:not"ヘテロセクシャル"。ノンケという言葉を使う場合にわたしはちょっとした苛立ちを込めている、多分。