女性兵士の身体特性に新たな見解――米調査

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20060117304.html
HotWiredJapan
 


 軍の研究者が行なった最近の調査により、
女性の身体に関する前提の多くが
「驚くほど間違っている」ことが明らかになった。
女性は男性と同等に――あるいは場合によっては男性以上に――
厳しい訓練や減圧症に対処できるというのだ。
 
 『女性の健康ジャーナル』(Journal of Women's Health)誌に
掲載されたこの研究調査は、女性が男性よりも
――概しての話だが――小柄で非力という事実を覆すものではない。
とはいえ、調査結果は
「(実際に研究も行なわれずに作られた)脚色や誇張に反して、
人間の生理能力はより一貫している」ことを示唆していると、
『米陸軍環境医学研究所』(USARIEM)の所長で
この報告書(PDFファイル)の著者の1人でもある
カール・フリードル大佐は指摘した。
 
(中略)
 
 最も驚くべき発見の1つは
「大量の運動は女性の生殖システムに害を及ぼしかねないという
古くからの見方と相反する結果が出たことだ」
とフリードル大佐は述べた。
 あるいは大量の運動が骨を損傷する可能性があるとする、
同じく長年考えられてきた認識とも逆の結果が示されたという。
 
 多くの女性アスリートは、
激しい練習をした時に生理が止まる経験をする。
(中略)
 今回、研究者たちはそれらとは異なる結果を発見した。
女性は男性と同様に、食事から摂取したエネルギー量よりも
多くのエネルギーを消費すると、生殖能力を失うというのだ。
「しかし、作業や運動に見合うだけのエネルギーを摂取すれば、
全く問題は起こらない」とフリードル大佐は述べている。
 これは、アメリカで話題のひとつになっている
「徴兵制度」の復活と、今後深く関わってくる発表かと思われます。