アメリカでの公的機関に置ける同性愛弾圧と、NSAとエシュロン。

http://www.infovlad.net/underground/asia/japan/dossier/echelon/echelon_nsa.html
『網絡文摘 - Network Digest -』「エシュロンNSA
( 情報元:2ch軍事版『信じられないが、本当だ』まとめサイト
http://karen.saiin.net/~clytie/index.html から)
 


 1952年11月4日の午前1時、秘密裡に発足した包括的通信情報局、
NSAが初めて世間にその存在を露呈したのは1960年の9月であった。
当時NSA本部に暗号解読要員として勤務していた同性愛カップル、
バーノン・F・ミッチェルとウィリアム・H・マーティンは
旧ソ連へ亡命した。
二人は自分たちの同性愛行為が発覚することを恐れ、
敵国へ亡命を図ったのである。
 
 当時のアメリカは、現在の姿からはなかなか想像がつかないだろうが、
同性愛者にとって過酷きわまりない社会だったのだ。
ミッチェルとマーティンは自分たちの「性的な趣味」が
発覚することを極度に恐れた。
特に保守的性格の強い情報機関では、同性愛は強い制裁の対象であった。
 ミッチェルとマーティンは亡命後に記者会見を開いた。
そして暗号解読における英米の連携を明らかにし、
NSAが常時40カ国以上に対し盗聴作業を行っていることを暴露したのだ。
 
 彼らのおかげで、ソ連の情報機関はNSAという組織の実態について、
大まかながらに把握することができたのである。
アメリカ政府はこの亡命事件の余波で、
NSA組織内部の同性愛者26人を摘発し解雇した。
そして敵国に露呈してしまった組織を再構築するために、
数年を要したと伝えられている。