あなたに「何か」あったとき、連絡して欲しいのは誰ですか?

http://d.hatena.ne.jp/maki-ryu/20060227
あたしはレズビアンだと思われてもいいのよ
 


2005年10月の大阪府議会会議の中で以下のようなやりとりがありました。
 
質問「災害時に患者の情報を提供できる第三者の範囲に同性パートナーは含まれるのか」
回答「個人情報保護法の解釈上、災害時に患者の個人情報を提供できる第三者に含まれると考えられる」
質問「府立病院における同性パートナーの面接、病状説明等の取り扱いはどうなるか」
回答「厚生労働省ガイドラインは『現実に患者の世話をしている親族及びこれに準ずる者』を病状説明対象に加えている。府立病院でもガイドラインに沿って、患者の意思を尊重し対応する」
2つ目の質問は大阪府立病院に関する質問ですが、
厚生労働省ガイドラインを元にした回答のため、
その他の病院でも完全に無視することはできないはずです。
 
今まで、どうせ「彼女の女の恋人」だなんて言っても
相手にしてもらえないからと、最初から「姉妹です」と嘘をついたり、
諦めたりしていた人は、この情報を覚えておいて、
次回は病状説明してもらう権利があると言ってみるといいでしょう。
 
(中略)
 
「意識がない状態でも「患者の意思を尊重」してもらうために。」
 
自分に「何か」あった時、病院の職員相手に
「自分は患者の同性パートナーであり、病状説明をしてもらう権利があるのだ」
と説明するところから始めなければならない
パートナーのためにできることがあります。
 
昨日会場でその意思表示のための便利なカードを貰ってきました。
  
そのカードの表には
「緊急時連絡先/私が事件や事故、その他のトラブルに遭遇し、
家族への連絡が必要な場合には、裏面の人に連絡してください。
また、この人の面会も望みます。」と書いてあり、
その下に署名をする欄があります。
裏には連絡してほしい人の名前と電話番号を書くようになっています。
 
このカードはQWRC(http://www.qwrc.org)が作ったもので、
いつもはQWRCに無料で(今後の増刷のためにカンパを求めてるそうですけども)
置いてあるそうです。
QWRCデーとかQWRCナイトの時(HPで日程を確認してください)にでも
出かけてもらってくるといいのでは?
 
自分で手書きで作ったっていいので、
QWRCなんて行く機会がないわーという人は自分で書いておくといいと思います。
 
(この後に面白すぎるオチがあるんだけど、続きはリンク先でどうぞ)
http://d.hatena.ne.jp/maki-ryu/20060227#p4
 
 折角だから、自分も作っておいた方がいいなぁと思ったけど、
今のところ、パートナーがいなかったりします。
けど、そんな私が爆笑しながら納得したオチまで
id:maki-ryuさんは用意してくれてましたw。感謝!