徳保さんは希望を抱く人に積極的に冷や水を浴びせたがる

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060329/tokuho
ARTIFACT@ハテナ系
 これ自体は、秀逸なエントリー。
ネットの言葉は、相当遠距離か、相当近距離の言葉になるきらいがある。 
で、せっかくだからずらしてみるw。

 ネット上に書いて公開した言葉で恐ろしいのは、
 それが十数年前の過去に書いた文章だろうが、
検索+ウェブアーカイブの組み合わせで、
今のものとほぼ同じようにに出てきてしまい、
しかもそれを「ポン」と引用されてしまうことがあることです。
 
 たとえばこの検索サービス
http://www.nifty.com/search/
@searchではInternet Archive (www.archive.org)を併用して、
過去にあったwebsiteのキャッシュを拾ってきてくれます。
 
 10年前と今とでは、その間の人生経験で、
思考の仕方や文体が随分変化してるのに
「お前こんな事も書いてるだろ*1矛盾してるゾ」みたいな
誹謗中傷をする際に引用される使われ方をすることもあるし。
10年前にはわからなかった史料が色々明らかになっているのに、
10年前のデータを持ち出して議論をふっかけられることもある。
 昔は、そういう事が専門家とか、相当調べ物好きな人以外
容易にはできなかったんだけど、ネット上の文章だとその手間が省ける。
 
 昔書いた文章とか、若いなぁ私って(汗)って思うことが多くて
正直、今書くとしたら全面改稿したくなる文章がいっぱいあります。

関連リンク色々
http://home.interlink.or.jp/~5c33q4rw/nikki/2006z_03.htm
絶望書店日記!! 2006年3月28日「小谷野敦氏よりの削除依頼」 
 
アンカテ(Uncategorizable Blog)
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060329/p2
銀座のどまん中でなければ無人島に一人
 

*1:ただし10年以上前に