『ジュースもサキイカもタバコも売ってるのに、酒屋って看板掛けるのはおかしい』

http://blog.livedoor.jp/tamano_syndicate/archives/30595160.html
『玉野シンジケート』「パレード批判とマイノリティの正当性」
 本文は"かなり煽り入ってます"。ちょっとこれはなぁ…。
やりすぎちゃうんかと不安なくらい*1
 とりあえず、『東京レズビアンゲイ・パレード』の文字列の中に
「秋葉系」や「オタク」やの文字が入ることはないって思うけどなぁw。
 
 ベルリンのラブパレードとヘイトパレード(FUCKパレード)の関係を
ちょっと思い出しました。
 
 で、タイトルはコメント欄の言葉から。
この言葉*2の切れ味はインパクトがあります。
自分は『バイセク(というか節操無い人)』気味なんだけど、
なんかこの「酒屋」って比喩はキャッチー"過ぎて"気になりました。
(けど、ゲイの人にはこの喩えが受けているところを見ると
こういう発想がフィットするのかなぁ?ショボーン。)
 
 気になったので色々考えを進めてみることに。

「ジュース」は、酒屋じゃなくても
スーパーや自販機で買える清涼飲料水です。
ヘテロ(と言うか「ノンケ」)」を考えるなら
この喩えはありでしょうだろうと納得できます。
 けど、酒飲みは酒以外のもの*3も色々飲むけど、
ゲイとヘテロ(ノンケ)はそういう関係なのかなぁ*4
 
 で「酒」がゲイなら、「サキイカ」ってのは
酒ではないけど、酒を強く連想させるアイテム。
「ゲイテイスト」なのが好きな人ってところかな?
マツケンサンバ」とか「マッキーの歌」とか「オネェハウス」。
 
 「タバコ」ってなんだろう?嗜好品の仲間?
バーやクラブだと酒とたばこはセットになることが多いけど
酒飲みでもタバコ嫌いの人はいる*5し、
タバコ飲む人で酒は飲まない人もいる。
けど、バイセクってのはタバコほどメジャーじゃないからなぁ…。

 あ〜、色々書いたけど、考えただけつまんない結果になるw。
 
 個人的には、日本のパレードは、将来的には「酒屋」じゃなくて
「コンビニ(元酒屋なんで酒は豊富)」位の気軽さになって欲しい。
 「酒屋」じゃ未成年者はあまり深入りできないしw、
一見さんは「地元の酒屋(角打ち有り)」にはちょっと入りづらいでしょ*6
 
 けど、美味しい酒を飲むのなら酒屋かバーなんだよなぁ…。
 
あと


これも簡単で、
バイセクシュアルでパレードを中心的に推進するために尽力を尽くし、
他の実行委員など関係各位に
「なるほどバイセクシュアルの人も、
ゲイやレズビアンと同様、パレードを求めているんだ」
と思わせることができないでいるからです。
とか

不用意にだれでも入れていったというのが、
90年代ゲイリブを衰退させた一因になっています。
 
 なんか、この書かれ方はバイとして悲しい。
予算が許せばもパレード行きたかったよ(泣)。
 

*1:あ、「モノクロコピーのレインボーフラッグ」ってのは見た目的にもインパクトあったみたいです。個人的には黒い服が好きで、前々回のパレードでは黒いマタニティコスプレで参加したんだけど、来年は着られないかもなぁ。そういえば「ユニオンジャックに黒はない」って本もあったなぁ。

*2:関係ないけど、森元首相の「干からびたチーズ」発言を思い出した。

*3:水とかコーヒーとかジュースとか青汁とかキャベジンとか

*4:これ書いていて、特にノンケに惚れやすい自分にはグサッときた。胸が痛い(泣) 

*5:味覚が鈍るらしい

*6:そこまで計算した比喩なら、それはそれで凄い。ま、私は、ふらり寄った知らない酒屋でもひとりで地酒飲んで盛り上がれるタイプですw