(韓国で)19禁コーナーで隆盛を誇っていたのはボーイズラブ、やおいでした。

http://d.hatena.ne.jp/johanne/20051005
『DOXA(独立左派日誌)』「韓国でマンガとメガネっ娘を堪能する(1」
 山本夜羽音(ヤマモト・ヨハネ)さんのはてな日記です。
  


2日目。午前中の講演会をスルーして、
手荷物の50%に相当する自分の単行本の販売交渉。
韓国では成年向けコミックの規制が厳しいとは聞いていたのだが、
ウェブサイト上ではエロマンガのDLも始まっている
…という情報に賭けて持ち込んでみた。
……事務局サイドの困惑した表情が全てを物語る。
開放どころか、現状は数年前より悪化しているそうだ。
台湾はここしばらくでエロマンガが事実上解禁されたことを考えると、
韓国のエロコンテンツへの保守的な態度は正直、理解に苦しむ。
李賢世さんの「天国の神話」裁判が完全無罪になったとはいえ、
大多数のマンガ出版社が裁判の前にケツまくってしまった事で、
手を出しにくくなっているのかもしれない。
 
(中略)
 
その他、「19歳未満購入不可」のコーナーでは、
「成年向けコミック」はわずかに旧作が並んでいる程度で、
日本では自由に買えるような「大人マンガ」もこちらの棚でした。
セックス描写、暴力描写がある作品は自動的に19禁みたいです。
GANTZ」も「最終兵器彼女」も19禁。
日本の基準よりはるかに厳しい。
反対に、19禁コーナーで隆盛を誇っていたのは
ボーイズラブやおいでした。
少女マンガでも韓国作家のBLが大人気だったり。
同じエロでも扱いの差に愕然。
 
 日本だと、BL系小説やコミックスには
年齢制限などが全く付いてない*1ことを考えると、
お国柄とか色々考えさせられます。
 

*1:だから、街の図書館などにもBL小説がリクエストで入荷するし、書店で中高生腐女子がBLに容易にアクセスできる。地方部のローカル同人誌即売会では高校生参加者は結構多いし、高校の文芸部なんかが「隠れBL研」になってることは多々あり。